中学から大学まで悩んでいたニキビを改善した方法(体験談)

スキンケア

私は、中学生から大学1年生くらいまでニキビに悩まされていました。

ひどい時だと、頬全体に赤ニキビができていたこともあり、当時は自分の顔を人に見られるのが嫌で、いつも俯きがちだったことを覚えています。

中学、高校とニキビを直すために、美容についてたくさん調べたり、皮膚科に通院していた時期もありましたが、改善することはありませんでした。

そんな私が大学生になり、ある方法を試したところ、全くと言っていいほどニキビができなくなりました。

今回はその方法をお伝えしようと思います。

ニキビが改善した方法は”肌断食(はだだんじき)”

私がニキビをゼロにした方法、それは”肌断食”でした。

肌断食とは、化粧水や乳液などのスキンケアとメイクをやめる、または減らす美容法ことです。 

よくニキビを改善するには、「丁寧な洗顔」「十分な保湿」が大事だと言われていることが多いので、「そんなことをしたら余計ひどくなるのでは?」と思った方が多いかもしれません。

また、「洗顔後は肌がつっぱるし、スキンケアなしなんて絶対無理!!」と思った方もいるかもしれません。

そんな方たちのために、肌断食の効果と実際私がやっていた肌断食のやり方をお伝えします。

肌断食で肌本来の機能が回復!?

「丁寧なスキンケアをすることが、肌にとっていいこと」と思っていた人にとっては、肌断食をする理由が全くわからないかと思います。

では、なぜ肌断食をするのか?

それは、過度なスキンケアによって低下してしまった、肌本来の機能を回復させるためなんです。

「可愛い子には旅をさせよ」「獅子は我が子を千尋の谷に突き落とす」ということわざがありますよね。

厳しい経験を積むほど成長する。

肌も同じです!

過保護すぎるスキンケアをしてしまうと、肌はそれに甘えて、働かなくなってしまうんです。

だから、スキンケアを絶って肌を鍛える。

もちろん、日常のスキンケアにより、肌の機能が低下しているので、肌断食を初めてすぐは、肌の乾燥・赤みに悩まされます。

今までスキンケアを入念にやっていた人ほどそうなるでしょう。

しかし、その時期を乗り越えると、スキンケアをしなくても、肌が乾燥しないようになります。

そして、ニキビのできにくい強い肌に成長していきます。

この話を聞いてもまだ、「スキンケアをしないなんてありえない」という人がいるかと思います。

そんな方たちは、小学生の時を思い出してください。

おそらく何もスキンケアしなくても、綺麗な肌を保てていたと思います。

みなさんの肌には、本来それだけの力が備わっているのです。

「それは若かったからだ」と思う人は、スキンケアを全くしないという友人はいませんか?

私は高校時代、スキンケアを全くしないのに肌が自分より綺麗な友人がおり、あの子はニキビができない体質なのだと思っていました。

確かに、生まれ持った肌の素質というものはあると思います。

しかし、ずっとニキビに悩まされていた私が、スキンケアをやめることでニキビができにくくなったのは事実です。

もし、今までいろんな方法を試したけど、ニキビが改善しなかった人は、肌断食を試してみて欲しいです!

肌断食によって期待できる効果

肌断食によって期待できる効果は、ニキビの改善だけではありません。

下記のような効果が期待できます!

  • 毛穴の黒ずみや開きの改善する
  • 季節や環境の変化などのストレスに強い肌になる
  • 肌がもつ保湿成分だけで乾燥しなくなる
  • 肌のキメが整う

etc……

肌断食をするとターンオーバーが正常になり、外部の刺激から肌を守るバリア機能、バリア機能による保湿機能を回復することができます。

※ターンオーバーとは、基底層で新しく作られた肌の細胞が少しずつ上に押し上げられて、最終的に角質となって剥がれ落ちる周期のこと。

バリア機能は角質層内に水分を蓄える働きがあり、分泌される皮脂で肌の表面に膜が作られて、うるおいのある肌を保つことができます。

乾燥しにくい肌になれるうえに、乾燥による皮脂の過剰な分泌が抑えられ、テカリやニキビができにくい肌に変わるのです。

また肌断食をすると、一度すべてのスキンケアをやめることで必要なものと不必要なものを見分けられます。

肌断食で肌が悪化した ⇒ 使用していたスキンケア商品が自分の肌に合っていた

肌断食で肌が改善した ⇒ 使用していたスキンケア商品は自分の肌に合っていなかった

不必要なスキンケアがわかるので、時間やお金の節約にもなると思います!

肌断食のやり方4つ

肌断食は、スキンケアとメイクを一切やめるだけでなく、一部だけ止める方法など様々あります。

今回は、肌断食のやり方を4つご紹介します。

完全な肌断食

完全な肌断食は、水洗顔のみ、メイクなしという究極のシンプルケアです。

汗や皮脂の汚れが気になるときは、界面活性剤を使っていない石けんを使って洗顔します。

洗顔後は基礎化粧品を何もつけないため、乾燥が気になるときは白色ワセリンで保湿をします。

夜だけ肌断食

夜だけ肌断食とは、夜のクレンジング、洗顔、化粧水や乳液を断つ方法です。

クレンジングができないので、メイクはぬるま湯や石鹸で落ちるものを使用します。

もしくは、ミルクやジェルなどの洗浄力が高すぎないクレンジングで落とせるものを使います。

休日だけ肌断食

ぬるま湯洗顔のみ、メイクをしないという完全な肌断食を、休日だけ行う方法です。

休みの前日はクレンジングと洗顔で汚れをきれいに落とし、基礎化粧品はつけないことがポイントです。

翌朝はぬるま湯洗顔のみで、何もつけないまま1日を過ごします。

夜の洗顔もぬるま湯洗顔、皮脂汚れが気になる方は石鹸で洗い、スキンケアはしません。

休み明けはいつも通りの洗顔とメイクをしてOKです。

クレンジングだけ肌断食

もっとも簡単な肌断食は、界面活性剤を含むクレンジングを使わない方法です。

クレンジングはメイクを落とすときの摩擦と、界面活性剤の刺激が相まって肌に大きな負担を与えてしまいます。

そのため、クレンジングをやめるだけでも、肌断食につながるのです。

クレンジングを使えないので、ぬるま湯や石鹸で落とせるコスメを使う必要があります。

私が実践した肌断食

私が実際に行っていた肌断食は、前述で説明した4つのうち、完全な肌断食になります。

具体的には以下のやり方でやっていました!

  • 朝はぬるま湯で顔を洗うのみ(洗わない時もあった)
  • 日中はメイクをしない(石鹸で落ちる日焼け止めだけ塗る)
  • 夜はぬるま湯で洗顔(日焼け止めをつけている場合は石鹸で洗顔)、その後は化粧水や乳液をつけず、乾燥するところはワセリンで保湿

ワセリンは成分が白色ワセリンと書かれたものを使いましょう。

白色ワセリンとはワセリンをさらに精製して、できるだけ不純物を取り除いたものです。

顔につけるものなので、ワセリンより純度の高い白色ワセリンがオススメです!

ちなみに私が使用していた日焼け止めと白色ワセリンはこちらです!

▼日焼け止め

▼白色ワセリン

最近よく使っているのは、ワセリンピュア!

テクスチャーが柔らかくて塗りやすいです♪

やり方はスキンケア・メイクをやめるだけなので、とてもシンプルです。

前述した通り、初めたばかりの頃は、肌の乾燥と赤みがあり、友人にも「顔が赤いけど大丈夫?」と言われたほどでした。

しかし、その時期を我慢して、荒れにくい強い肌を手に入れることができました。

本などを参考に正しく肌断食!

ここまで、肌断食について、簡単に紹介させていただきました。

全ての人が肌断食でニキビが改善するとは断言できませんが、試してみる価値はあると思います。

ただ、肌断食に向いていない人もいるようなので、始める際は医師がだしている書籍を参考にしたり、かかりつけの皮膚科医に相談しましょう。

※特に敏感肌やアトピーなどがある方は医師に相談してから試してみてください!

今までどんな方法を試しても、ニキビが改善しなかった人たちの、手助けになることを願っています!

コメント

タイトルとURLをコピーしました